シラバス詳細
タイトル「2022年度」、カテゴリ「大学-経済学部-専門科目(経済学科)」
科目情報
科目名 |
マクロ経済学入門・演習 |
---|---|
講義名 |
マクロ経済学入門・演習 |
クラス |
03 |
担当教員 |
三河 直斗 |
実務経験のある教員による科目 |
|
配当 |
経1 |
キャンパス区分 |
成城キャンパス① |
開講学期 |
前期 |
開講時期 |
前 |
曜日・時限 |
月1 |
科目種別 |
講義・演習 |
単位数 |
3 |
講義情報
副題
マクロ経済学の基礎 |
授業の内容
マクロ経済学は,主に国家単位の経済活動を分析対象とし,(1)経済規模(GDP)や利子率の水準などがどのように決定されるのか,(2)景気を刺激し,失業を減らすためには政府がどのような政策をとるべきか,などの問題について理論的に考察していく学問である。本講義では,このマクロ経済学の基本的概念や理論分析の基礎について学んでいく。具体的には,まず,GDP・物価変動(デフレ/インフレ)・景気循環・失業といった経済用語の概念を説明する。そのうえで,「45度線分析」や「IS-LM分析」として知られるマクロ経済学の基礎的な理論モデルを解説し,GDPが決定されるメカニズムや政府や日本銀行による景気対策の効果について学ぶ。 |
到達目標
国家レベルの経済活動のメカニズムを理解し,新聞やニュースで扱われる景気や物価・失業等のトピックについて,理論的な裏付けをもった自分なりの見解を述べることができるようになる。 |
授業の方法
週1コマの講義クラスでは,マクロ経済学の基本概念や理論モデルの構造について担当教員が講義を行う。週1コマの演習クラスでは,講義で学んだ内容を復習し,さらに理解を深めるために応用的な問題を解く。なお,本講義の履修者は講義・演習の両クラスを履修しなければならない。 |
授業の計画
週 |
内容 |
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1 |
イントロダクション:マクロ経済学とは(ミクロ経済学との比較) |
2 |
国の経済規模(GDPと経済成長率) |
3 |
物価変動と物価指数 |
4 |
株価と日本経済 【講義クラスのみ、WebClassを使用したオンディマンド方式】 |
5 |
雇用と失業 |
6 |
為替レートと日本経済 |
7 |
第Ⅰ部のまとめ |
8 |
消費と貯蓄(家計の役割) |
9 |
企業の投資・政府の支出 |
10 |
総需要と「45度線分析」 |
11 |
財市場の均衡とIS曲線 |
12 |
金融市場の均衡とLM曲線 |
13 |
IS-LM分析 |
14 |
財政政策と金融政策の効果 |
15 |
第Ⅱ部のまとめ 【演習クラスのみ、WebClassを使用したオンディマンド方式】 |
授業の計画の補足
授業時間外の学修(予習・復習等)
必ず演習クラスの前に関連する内容を復習したうえで授業に臨むこと。 |
成績評価の基準と方法
成績評価の基準と方法 |
割合(%) |
---|---|
定期試験の成績 |
40 |
演習クラスで実施する小テストの成績 |
20 |
演習クラスの授業への参加度 |
20 |
講義クラスの授業への参加度 |
20 |
成績評価の基準と方法の補足
※ 授業への参加度は,授業内容を理解して的確に演習問題への解答がなされているかどうかを評価基準とする。 |
教科書
著者名 |
書籍名 |
出版社 |
発行年 |
価格 |
ISBN |
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教科書の補足
教科書は指定しない。 |
参考文献
著者名 |
書籍名 |
出版社 |
発行年 |
価格 |
ISBN |
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家森信善 |
基礎からわかるマクロ経済学(第4版) |
中央経済社 |
2015 |
9784502140211 |
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参考文献の補足
履修者への要望
演習クラスは講義の応用に重点を置くため,当然ながら学生は講義と演習の両方に出席することが要求される。その他の要望に関しては,第1回目の講義で告知する。 |
教員との連絡・相談方法
相談可能場所 |
相談可能時間 |
E-mail Address※ [at]は@に置き換える。 |
補足 |
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3号館6階3623号室 |
木曜日(12:15~13:00) |
nakata[at]seijo.ac.jp |
原則としてオフィスアワーに研究室で対応するが,上記メールアドレスで予約をとれば,オフィスアワー以外の時間にも対応可能である。 |
その他
備考(特記事項)
※2017年度以降入学者のみ履修可。 ※月1演習と木1講義をセットで履修 |