シラバス詳細

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タイトル「2023年度」、カテゴリ「全学共通教育-キャリアデザイン科目」

科目情報

科目名

プロジェクト演習

講義名

プロジェクト演習〈企業提案〉

クラス

03

担当教員

南山 浩二

実務経験のある教員による科目
配当

全1・2

キャンパス区分

成城キャンパス①

開講学期

後期

開講時期

曜日・時限

金2

科目種別

演習

単位数

2

講義情報

副題

私たちの「社会」をデザインして企業に提案しよう

授業の内容

本授業では、学生が、よりよい社会を実現するためのソーシャルデザインについて学び、企業の有識者へ提案する。その過程で、「働くことを通した社会への貢献」を追究することが、本科目の目的である。
授業では、株式会社NTTデータソーシャルデザイン推進室(敬称略、以下;NTTデータ)の社員を招聘し、NTTデータが社会をどのようにデザインしようとしているか、企業・社会・個人が成長していくためのビジネスの仕組みについて学ぶ。その学びをベースに、学生は、「よりよい社会を実現するためのイノベーティブなアイデア」を提案し、フィードバックをもらう。
授業の初盤は主に、講義「NTTデータにおけるソーシャルデザイン」と活動テーマの提示。中盤にはチームを編成し、国内外企業のソーシャルデザインに関する調査とフィールドワークを行う。授業終盤には、NTTデータへの活動成果の発表とそれに対するフィードバックをもらう。授業最終回には一連の活動のリフレクション(活動のふり返りと学びの意味づけ)を行う。
昨今、企業では、SDGsを達成するためのESG経営が推進されている。一方で個々の働き方も進化し、人々は単に利益のためだけでなく、個人の貢献が社会にどのようにインパクトを与えるかを考えながら仕事をする時代となった。本授業ではこのようなビジネスキャリア、ワークキャリア、ライフキャリア、ソーシャルキャリアに関して、体験と対話を重視しながら、自らの「働くことを通した社会への貢献」を追究していく。

到達目標

本授業では下記5点を到達目標とする
1.ソーシャルデザインが個人のキャリア形成とどのように関係するか、自分なりに意味づけし、それを自らの言葉で表現できるようになる。
2.ソーシャルデザインの活動とその意義を理解し、企業には何が求められているか、自らの言葉で表現できるようになる。
3.大学での学びを通したソーシャルデザインの可能性を、自らの言葉で表現できるようになる。
4.チーム活動において自己の価値を発揮し、他者の価値を引き出し、場に貢献できる。
5.活動成果発表にむけて、課されたテーマに対して必要な情報を能動的に収集・読解・解釈することができる。

授業の方法

産学連携プロジェクト科目として、NTTデータに協力をいただき、担当部署の有識者を招聘する。授業では、企業におけるソーシャルデザインを学ぶとともに、社会人として仕事に向き合う姿勢と態度を学び、自ら習得していく。
チーム活動においては、相互にリーダーシップを発揮しながらプロジェクトを達成し、そのプロセスで自らの役割や立ち位置を見いだしていく。終盤は学びの集大成として成果を発表しあう。

授業の計画

内容

科目ガイダンス(趣旨説明 クラスづくり)

講義と演習①:ソーシャルデザインとキャリアデザイン

ゲストセッション①講義「NTTデータにおけるソーシャルデザイン」

講義と演習➁:チームビルディングとリーダーシップ

チーム編成・チーム活動①

チーム活動➁

チーム活動③

チーム活動④

ゲストセッション➁中間発表とそのフィードバック

10

チーム活動⑤

11

チーム活動⑥

12

チーム活動⑦・本番にむけてリハーサル・ロールプレイング

13

ゲストセッション③ファイナルプレゼンテーション

14

ゲストセッション④プレゼンテーションのフィードバック

15

授業すべての回のふりかえり 相互フィードバック アクションプラン

授業の計画の補足

ゲストセッションの日程は、ゲスト講師の都合で変更になる場合がある。

課題に対するフィードバックの方法

毎回の授業終了時に提出する授業レポートについては、翌回の授業冒頭でフィードバックを行う。
また、各プレゼンテーションについては株式会社NTTデータの担当者より評価・講評をいただく。

授業時間外の学修(予習・復習等)

授業のゲスト講義以外は、基本的に、学生同士のディスカッションといった「アウトプット学習」が中心。授業時間外には、そのための準備として、文献調査やワークシートの作成といった「インプット学習」が求められる。
 ゲスト講義の前にはテーマに沿った事前調査を、また課外活動ではその準備として訪問先の取り組みと課題を整理すること。
各プレゼンテーションでは、各自全員がチームの見解や自らの意見を語ることができるよう、事前に内容を整理し声をだして練習をしておくこと。また、授業での学びをさらに成熟させるために、授業時間外もクラスメイトと積極的に交流し対話の場を自らつくること。

成績評価の基準と方法

成績評価の基準と方法

割合(%)

平常点(授業への参加度等)

30

小テスト

小レポート

30

定期試験

定期試験に代わるレポート

その他(補足欄参照)

40

成績評価の基準と方法の補足

1.授業の参加度(30%)、2.授業レポート(小レポート)の提出:授業での学びを言語化しWebClassを通して提出(30%)、3.チームでの貢献と活動成果(20%)、4.個々の実績(20%)の合計点で評価する。
本学学則に基づき、出席すべき時間数の3分の1以上欠席した者は、当該授業科目修了の認定を受けることができない。  
1.については、授業中の発言・質問、設営準備等の貢献、受講態度やペア・グループワークにおけるファシリテーションを重視する。2.では提出されたレポートの内容も評価の対象とする。3.と4.については最終評価(プレゼンテーション)だけでなく、協働学習におけるリーダーシップをも重視する。

教科書

著者名

書籍名

出版社

発行年

価格

ISBN

教科書の補足

教科書は使用せず、参考資料をその都度配付する。

参考文献

著者名

書籍名

出版社

発行年

価格

ISBN

参考文献の補足

株式会社NTTデータ ソーシャルデザイン推進室 https://www.nttdata.com/jp/ja/ignite/socialdesign/

履修者への要望

相互にリーダーシップを発揮しながら、多様な意見が生きるイノベーティブな社会(場)を、このクラスにおいても全員でつくってほしい。
尚、本科目はキャリアセンターが提供する科目として、キャリアセンター長とキャリアセンターの特任教員が授業を担当する。

教員との連絡・相談方法

相談可能場所

相談可能時間

E-mail Address※ [at]は@に置き換える。

補足

katsumata[at]seijo.ac.jp ※ [at]は@に置き換える。

授業開始前・終了後に直接対応する。左記のメールアドレスへ連絡することも可能。

その他

備考(特記事項)

※2017年度以降入学者のみ履修可。